朝活『メンタルヘルス』~問題解決に向けた効果的なコミュニケーションのあり方とは?~

10月22日金曜日は「メンタルヘルス講座」講師は、新潟リハビリテーション大学 中川明仁先生

標題のテーマにて簡単なゲームを交えグループワークを行いました。

ゲームの内容は、限られた条件の中で問題解決をするために必要な物品に対して優先順位を付けるというものです。まずは、個人でゲームの解答を考えて、その後にグループで話し合って1つの解答を出してもらいました。

グループは4名1組で構成されました。問題解決に一番重要な物品から不要な物品まで、各々の考え、根拠を示しながら順位を付けていきます。集団で話し合った結果導かれた解答の成績と個人で考えた時の成績に違いは見られるのか?ということに注目しました。

また、グループ内にどのようなコミュニケーションスタイルの人がいると話し合いが促進され、ゲームの好成績につながるのか、という点にも注目しました。その結果、グループの中でアサーティブなコミュニケーションを行う人がいると、個人で考えた時よりも好成績を修めやすいことが示唆されました。

アサーティブなコミュニケーションとは、自分の意見も他者の意見も尊重するコミュニケーションスタイルです。ワークの中で自分の意見だけを押し付けず、他のメンバーの意見も引き出すような関りをすることで多様な視点が生まれ、そのことが問題解決に役に立ったのではないかと考えられます。

日常生活の中でも自分の意見、考えを大事にしながら、相手がどのように考えているのか、という視点も忘れないでいたいものです。

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