第2回職業人講話

新年あけましておめでとうございます。

新しい年のスタートですね!皆さん今年はどんな年にしたいですか?

新年は新しいことを始めたり宣言するに切りがいいのでぜひ考えてみてくださいね☆

さて、サポステは4日から始動し利用者が早速朝活に参加するなど活動を再開しています!

新たな年の幕開けに良いスタートを切れるように、12月に様々な講座で下準備をしてきたサポステ利用者。今日はそのうちの一つ、職業人講話について紹介したいと思います。

今回講師として来ていただいたのは、㈱新潟日報サポートで主任をしていらっしゃる小澤卓輝(おざわ たかき)さんです。

サポステのみんなに会うことを楽しみにしてくれていた小澤さん。他の講座を見学したりスタッフとも打ち合わせをするなどしてばっちり準備をして当日の講話に臨んでくださいました。サポステのみんなのことをもっと知りたい気持ちが垣間見えてスタッフもうれしく思いました^^

そして当日は、子供時代から学生時代の話、アルバイトの話、これまでの仕事の話から現在のお仕事のお話まで、時間が足りないくらいたっぷりいろんなお話をしてくださいました。

将来は誰かに何かを伝えることができる人になりたいという小澤さん、登場の仕方も手が込んでいます 笑

宇宙兄弟のテーマソングのBGMに乗ってとある方のポーズで登場!一度やってみたかったという事で本人大満足!参加者は… どうだったのでしょう???今までにないパターンでの講話のスタートです。

緊張しているという事でまずは昔話から…

とある青年のアルバイトのお話です。ホテルの皿洗いバイトを始めた青年、その後コックのアシスタント、ホテルマンと様々なポジションを経ていきます。世間からは馬鹿にされるようなどんなささいな仕事でも目標と志を持って向き合っていました。ゆえに、彼の仕事に取り組む姿は一目置かれることとなります。

お話は小澤さんの演技とともに進みます。まるで一人お芝居。みんな食い入るように見ています。耳をそばだてて聞いています。

お仕事の話です。アルバイトの話です。興味津々です。シンプルなお話でしたが、アルバイトを経た彼に巡ってきたのは大企業の投資家から言われた一言でした。

「君に50億出資する。だから君が新たなホテルのオーナーになりなさい。」この青年、名前をヒルトンと言います。

皆さんこのお話をご存じですか? 今では超一流で有名なヒルトンホテルのオーナーの実話のストーリーです。恥ずかしながらスタッフは初めて聞くお話でした。これぞアメリカンドリームですね。

心も体も温まったところで小澤さん自身のお話に突入です。

学生時代は同年代の人が子供に感じたという小澤さん。一時期不登校にもなったそうですが当時流行していたチャットで社会とつながることで色んな人がいて色んな世界があることを知り、フラストレーションが解消されたそうです。

進学した定時制の高校はやっぱり色んな人がいて年齢もバラバラ。60代のおばあちゃんの隣で授業を受けたりしたそうです。

アルバイトもたくさんします。初めて面接を受けたファミレスでは面接官に履歴書の書き方を丁寧に教わったとか(笑)

その甲斐もあり次の応募先では見事合格します。

接客、厨房、コンビニ、夜間工場での流れ作業の数々、ゲーセン、宅急便屋さんetc

このお話がとにかく楽しい♪色んな引き出しを持っている小澤さんの話に引き込まれて何かのショーを見ているようです👀

いろんな刺激をたくさん受けて育った小澤さんは更にもっと広い世界を知りたい!といざ、東京へ!

当時好きだったファッションを学ぶべくファッションデザインの専門学校へ進学します。

そこで、

初の挫折  大失敗だった…

何が失敗って?

まずは志が違う。本当に勉強した人がわんさかいる。

かなうわけなく打ちのめされた・・・

ファッションがだめなら音楽でがんばろー。

と、高1からバンドをやっていたこともあり音楽の道へ。

またダメだった…

何故か?

まずは志が違う。本気の奴がわんさかいる。

また打ちのめされた・・・

その後地元新潟に帰郷した小澤さん。

色々なアルバイト、パチンコ店の社員やパソコン教室の先生などを経て現在は新聞屋さんにお勤め中。

新聞屋さんのお仕事について資料のタイムスケジュールをもとにお話ししてくださいました。

お仕事は配達のほかにも色んな仕事がたくさんたくさんありました。

みんなが気になったのは、あいさつ訪問、まごころサポートというお仕事。

仕事の理解が深まります。

余暇の過ごし方も紹介してくださいました。趣味はアニメ、ゲーム、ドラムとのこと。

特にアニメ、ゲームは毎日の日課のようです^^

講話後は雑談のように質疑応答。

みんなの聞いてみたいことが次々出てきてその質問にも丁寧に答えてくださいました。

感想にはたくさんのコメントが。一部抜粋してご紹介。

「ハードなタイムスケジュールの中、仕事を楽しんでいるのが伝わってきてうらやましくもあり、参考にしたいと思いました。楽しく工夫してお話して下さったので非常に楽しく、聞きやすい講話でした。最近自分が何のために生きているのか分からなくなることもあったのですが、小澤さんの姿を見て楽しく生きることなのかなあと思いました。今日をきっかけに自分も自分の人生を明るく楽しく生きれるように頑張りたい」

「一日のタイムスケジュールがとてもハードだなあと思ったが小澤さんがとても楽しそうに話している姿が印象的でした。すごく人生が楽しい、仕事が楽しいと伝わってきました。これからの人生とても刺激になったお話でした。今後落ち込んだ時には今日のことを思い出して頑張っていこうと思います。」

「何よりも小澤さん自身が楽しみながらお仕事や生活をしていることがとてもよく伝わってきました。様々な職業の経験をかいつまんでユニークにお話頂きとてもいい時間を過ごせました。」

「小澤さんのライフスタイルがとても素晴らしく思い、それの何かを自分にも取り入れられないか、今後考えてみたいです。講話中、ポジティブな空気感がずっと続いて笑いもあり、時に大変な話もありましたがすごく充実した時間でした。」

「最初の昔話で誰にでもできることから始まって、それからいろんなことに挑戦して社長までたどり着いたのが印象に残りました。新聞屋さんは朝と午後に仕事をするのが大変だと思ったけど楽しみを見つけてそれが頑張りにつながっていることが分かりました。」 などなど。

みなさんプラスのエネルギーをたくさん受け取ったようです。楽しい、充実という言葉が多く聞こえてきていました。言葉以外に小澤さんのパフォーマンス、話し方から受け取ったものも多いようです。まさにメラビアンの法則ですね!

(メラビアンの法則についてはぜひ検索してみてくださいね☆)

小澤さん、お忙しい中、貴重なお話を全力でしていただき、本当にありがとうございました!

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