職場見学に行こう!市島酒造に行ってきました

7月9日(木) 天候:曇り
すっかり梅雨らしい天気になりました。

今回は新発田市にある市島酒造株式会社様に職場見学に行ってきました。
職場見学とは、企業の方から仕事についてお話をいただいたり、実際に現場を見せていただいたりして、これからの就職に向けてステップアップを図るセミナーです。

今回職場見学をしていただいた企業は市島酒造様
創業はなんと1790年!
新発田市でも伝統と歴史のある有数の企業です。
酒蔵の職場見学は珍しく、ヤングジョブしばたでも初の試みでした。

まずは企業の方から会社の歴史と概要についてお話
取締役会長 佐藤様からお話と職場見学のご案内をしていただきました。
市島酒造様は、江戸時代後半に新発田市月岡の近くから現在の敷地(当時の諏訪神社の敷地内)に移転し、酒造りのほかに金融や薬売りなど、多くの事業を行っていました。当時は日本で5本の指に入る大地主だったそうです。

当時造っていたお酒は『諏訪盛(すわざかり)』という名前だったそうです。
企業の歴史って奥が深くてすごいですね。

続いて工場内の見学です。

初めに案内していただいたのはラベル貼りの工程作業でした。
杜氏(酒造りにおいて現場で一番偉い人)の田中様からお話をいただきました。
 

どんどん瓶が流れてきます。

中身が入った酒瓶はとても重いです。1ケース15㎏くらいあるそうです!(>_<)

実際に持たせてもらいま した。 無事にみんな持つことができました。すごいですね(‘Д’)

 

続いて商品発注について原様からお話をいただきました。

機械化が進んでいたとしても、個人向けの発注は1つ一つがオーダーメイド。 ラベルも機械では貼れないものもあります。

実際に手作業でのラベル貼りを見学させていただきました。 きちんとまっすぐに、そして同じ場所に貼り続けるとても繊細な作業です(>_<)

最後に一般見学・販売ブースで小野様から現場のお話を伺いました。
江戸時代の酒造りについての歴史、そして伝統をつなげていくため新しいことに挑戦し続けることの大変さや楽しさを教えていただきました。
 

ものづくりマイスターに認定されたこと、海外の品評会で表彰されたことなど、酒造りを通してものづくりに対する取り組みが日本国内外で評価されていることを知りました。

新発田にこんなすごい企業があったんですね!(‘Д’)
酒造りに対する誇りを大切にしながら、みなさん和気あいあいと仕事をされている企業でした。
利用者以上にスタッフの方が勉強になりました。

若い女性向けの商品も生産しています。
パッケージがとても可愛らしいです♪

今回の職場見学では、これからの進路選択に向けてとても貴重な経験となりました。
市島酒造様、ありがとうございました。

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