8/3(木)の朝活は、職業講話でした。朝活と言ってもこの日は、午後からの開催。
暑い中、6人の利用者が参加してくださいました。
講師は、村上市塩町にある株式会社まごの手 社長の近哲朗さんと施設長の中家隆一さんです。
まずは、自己紹介ならぬ他己紹介。中家さんが近さん 近さんが中家さんで、お互いの良いところを紹介してくだいました。
同じ会社にいると良いところを言葉にして表現するのは、恥ずかしいものですが、伝え合うのは大切だなー。と感じ
お二人のやり取りを聞きながら利用者とついつい笑顔になりました。
次に、高齢者疑似体験。
高齢者疑似体験では、体におもりや関節を動きにくくするサポーター、円背(腰が曲がった姿勢)にするベルトを付けて、体をお年寄りの状態に近づけます。
更に体だけではなく、耳を聞こえにくくするためにヘットフォン、目を見えにくくするためにゴーグルを装着し、つえを使って歩いてみます。
体験した利用者は、つえを掴もうとしてもどこにあるか分からず、探してみたり、歩き出すと思っていたより体が自由に動かせなかったりと苦労している様子でした。
そこで、車椅子に乗ってみよう!!といざ、乗ってみると・・・。
スピード感が分かりにくい、思っていたより振動が伝わってくる。など想像以上に怖かったようです。
逆に車椅子を押している利用者は、
『車いすに乗りましょうね。立てますか?』『車いすはココですよ。』『右に曲がりますよ~。』『もうすぐ、着きますよ~。』
と優しい声のトーンで声かけをしているので、講師お二人から
『声掛けが、皆さんお上手ですね👏』
とお褒めの言葉をいただきました。
最後に寝ている姿勢から起き上がってみる体験です
寝ている状態から起き上がる為には、若い方は腹筋を使って起き上がりますが、お年寄りは筋力が低下しているため、四つん這いの姿勢になり起き上がるそうで、体験した利用者も自然とその行動をとっていました。
『あ~。だから、こうやってお年寄りは起き上がるんですね。』
と一つ一つの行動に納得しながら、体感していました。
体験後は、感想をシェアしながら介護業界についてや仕事観、人生観、過去の落ち込んだ経験、など沢山のお話をしてくださいました。
誰に出会ったかで人生が決まるならば、その出会いを大切にしていきたい。
自分が人生で初めてした選択が今の仕事につながっている。
お二人それそれのお話をとても真剣な表情で何度も頷きながら聞いていた利用者の目はとてもキラキラとしていました✨
講座の終わりには、『この曲を皆で聞こう!!』と流してくれた曲は、
シンガーソングライター優里さんの ビリミリオン
とっても素敵な曲でした。
是非、皆さんも聞いてみてくださいネ😊