朝活『目覚まし代わりの頭の体操に取り組んでみましょう

朝活【メンタルヘルス】『目覚まし代わりの頭の体操に取り組んでみましょう』

今回の朝活のテーマは『頭の体操』です。

一日の始まりに頭をすっきりさせておくと、一日の活動もよどみなく進みやすいと個人的に考えています。とおっしゃるこの日の担当は、新潟リハビリテーション大学の中川明仁先生。7名が受講しました。

今回取り組んでもらったのは、ストループ検査と呼ばれる認知的葛藤状況を生み出す検査です。ストループ検査では文字の意味と文字の色が異なる情報を呈示します。たとえば、赤色で書かれた「青」という文字について、色情報あるいは文字情報を答えてもらいます。

参加された方はチカチカした文字や色と一生懸命格闘されていました。さらに、葛藤状況は認知的側面のみに起こるものではなく、実生活場面でも起こるため、その葛藤状況を参加者の方に考えていただきました。

自分自身が体験された葛藤状況が具体的に挙げられていました。さらに、後半では葛藤状況に直面した時に生じるストレスへの対処についてもお話しさせていただきました。ストレスへ対処するにはさまざまな方法を自分の引き出しの中に持っておくこと、そしてそれを問題の性質に応じて柔軟に使い分けていくことの重要性を説明させていただきました。

参加者からは、「ストレッサーに対しては、コーピングの柔軟性が大事。思い込みがストレスを増大させるので、自分を冷静に分析して対処したい。」「回避、逃避のコーピングが非常に高かったけど悪いことではなく柔軟性が大事とのことで安心しました」「最近では心理・社会的ストレッサーが増えている。そのせいか回避・逃避が高い。柔軟性が大事とのことなので場面に応じて対処行動を取っていきたい。」などの感想が述べられました。

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