職場見学(株)高建 行ってきました。

12月9日(水)村上市里本庄にある(株)高建 https://www.kk-takaken.co.jp/ へ職場見学に行ってきました。

当日は2名の参加者が有りました。

(株)高建の渡邉様から、事業内容や、グループ会社(村上生コン(株)、北陸運送(株)、(株)都市環境緑化、(株)内山組)の説明などありました。

(株)高建は、昭和36年創業で、2021年に創業60年になる老舗企業です。

そして、高建グループは、不動産事業も行っており、原信村上インター店の敷地(土地)の大半(一部の土地は高建以外の方が所有者)とひらせい村上店の敷地を所有しているそうです。

他にも、村上市学校町のヤマザキデイリーストア(コンビニエンスストア)も経営している事から、

『コンビニで売っているパン一個から、土木、建設における建物や公共施設、道路工事・管理までありとあらゆる仕事をしているのが高建グループである。』と紹介してくださいました。

渡邉様は、なかなか求人を出しても人気の職種ではないせいか、人が集まらないのが現状である。但し、求人を出すと人気があるのは都市環境緑化で、環境と言う名前が付くとイメージが良いようだとの事でした。

高建グループが求める人材は、

・好奇心を持ち仕事に取り組める人

・様々な仕事に携わりたい人

・村上の発展に貢献したい人

他にも、

『明るい』『根気強い』『前向き』『まじめ』『優しい』『地域に貢献したい』『人の役に立ちたい』…どれか一つでも当てはまる方なら、大歓迎だと話してくださいました。

【参加者からの感想】

・(渡邉様が)雑談と言っていましたが、色々話を聞いて、とても興味のある話が多くて、楽しく聞く事が出来ました。

・自分は配達をしていたのですが、今、自分に出来るとしたらドライバーかな。と思います。

と言う感想がありました。

高建グループの仕事について、コロナウイルスの影響は少なからずあるとは思いますが、影響が出ているところをグループ会社内でカバーしながら、全体で乗り越えている印象を受けました。

忙しい中、高建の渡邉様、スタッフの皆様、職場見学をさせて頂きまして本当にありがとうございました。

第2回職業人講話

新年あけましておめでとうございます。

新しい年のスタートですね!皆さん今年はどんな年にしたいですか?

新年は新しいことを始めたり宣言するに切りがいいのでぜひ考えてみてくださいね☆

さて、サポステは4日から始動し利用者が早速朝活に参加するなど活動を再開しています!

新たな年の幕開けに良いスタートを切れるように、12月に様々な講座で下準備をしてきたサポステ利用者。今日はそのうちの一つ、職業人講話について紹介したいと思います。

今回講師として来ていただいたのは、㈱新潟日報サポートで主任をしていらっしゃる小澤卓輝(おざわ たかき)さんです。

サポステのみんなに会うことを楽しみにしてくれていた小澤さん。他の講座を見学したりスタッフとも打ち合わせをするなどしてばっちり準備をして当日の講話に臨んでくださいました。サポステのみんなのことをもっと知りたい気持ちが垣間見えてスタッフもうれしく思いました^^

そして当日は、子供時代から学生時代の話、アルバイトの話、これまでの仕事の話から現在のお仕事のお話まで、時間が足りないくらいたっぷりいろんなお話をしてくださいました。

将来は誰かに何かを伝えることができる人になりたいという小澤さん、登場の仕方も手が込んでいます 笑

宇宙兄弟のテーマソングのBGMに乗ってとある方のポーズで登場!一度やってみたかったという事で本人大満足!参加者は… どうだったのでしょう???今までにないパターンでの講話のスタートです。

緊張しているという事でまずは昔話から…

とある青年のアルバイトのお話です。ホテルの皿洗いバイトを始めた青年、その後コックのアシスタント、ホテルマンと様々なポジションを経ていきます。世間からは馬鹿にされるようなどんなささいな仕事でも目標と志を持って向き合っていました。ゆえに、彼の仕事に取り組む姿は一目置かれることとなります。

お話は小澤さんの演技とともに進みます。まるで一人お芝居。みんな食い入るように見ています。耳をそばだてて聞いています。

お仕事の話です。アルバイトの話です。興味津々です。シンプルなお話でしたが、アルバイトを経た彼に巡ってきたのは大企業の投資家から言われた一言でした。

「君に50億出資する。だから君が新たなホテルのオーナーになりなさい。」この青年、名前をヒルトンと言います。

皆さんこのお話をご存じですか? 今では超一流で有名なヒルトンホテルのオーナーの実話のストーリーです。恥ずかしながらスタッフは初めて聞くお話でした。これぞアメリカンドリームですね。

心も体も温まったところで小澤さん自身のお話に突入です。

学生時代は同年代の人が子供に感じたという小澤さん。一時期不登校にもなったそうですが当時流行していたチャットで社会とつながることで色んな人がいて色んな世界があることを知り、フラストレーションが解消されたそうです。

進学した定時制の高校はやっぱり色んな人がいて年齢もバラバラ。60代のおばあちゃんの隣で授業を受けたりしたそうです。

アルバイトもたくさんします。初めて面接を受けたファミレスでは面接官に履歴書の書き方を丁寧に教わったとか(笑)

その甲斐もあり次の応募先では見事合格します。

接客、厨房、コンビニ、夜間工場での流れ作業の数々、ゲーセン、宅急便屋さんetc

このお話がとにかく楽しい♪色んな引き出しを持っている小澤さんの話に引き込まれて何かのショーを見ているようです👀

いろんな刺激をたくさん受けて育った小澤さんは更にもっと広い世界を知りたい!といざ、東京へ!

当時好きだったファッションを学ぶべくファッションデザインの専門学校へ進学します。

そこで、

初の挫折  大失敗だった…

何が失敗って?

まずは志が違う。本当に勉強した人がわんさかいる。

かなうわけなく打ちのめされた・・・

ファッションがだめなら音楽でがんばろー。

と、高1からバンドをやっていたこともあり音楽の道へ。

またダメだった…

何故か?

まずは志が違う。本気の奴がわんさかいる。

また打ちのめされた・・・

その後地元新潟に帰郷した小澤さん。

色々なアルバイト、パチンコ店の社員やパソコン教室の先生などを経て現在は新聞屋さんにお勤め中。

新聞屋さんのお仕事について資料のタイムスケジュールをもとにお話ししてくださいました。

お仕事は配達のほかにも色んな仕事がたくさんたくさんありました。

みんなが気になったのは、あいさつ訪問、まごころサポートというお仕事。

仕事の理解が深まります。

余暇の過ごし方も紹介してくださいました。趣味はアニメ、ゲーム、ドラムとのこと。

特にアニメ、ゲームは毎日の日課のようです^^

講話後は雑談のように質疑応答。

みんなの聞いてみたいことが次々出てきてその質問にも丁寧に答えてくださいました。

感想にはたくさんのコメントが。一部抜粋してご紹介。

「ハードなタイムスケジュールの中、仕事を楽しんでいるのが伝わってきてうらやましくもあり、参考にしたいと思いました。楽しく工夫してお話して下さったので非常に楽しく、聞きやすい講話でした。最近自分が何のために生きているのか分からなくなることもあったのですが、小澤さんの姿を見て楽しく生きることなのかなあと思いました。今日をきっかけに自分も自分の人生を明るく楽しく生きれるように頑張りたい」

「一日のタイムスケジュールがとてもハードだなあと思ったが小澤さんがとても楽しそうに話している姿が印象的でした。すごく人生が楽しい、仕事が楽しいと伝わってきました。これからの人生とても刺激になったお話でした。今後落ち込んだ時には今日のことを思い出して頑張っていこうと思います。」

「何よりも小澤さん自身が楽しみながらお仕事や生活をしていることがとてもよく伝わってきました。様々な職業の経験をかいつまんでユニークにお話頂きとてもいい時間を過ごせました。」

「小澤さんのライフスタイルがとても素晴らしく思い、それの何かを自分にも取り入れられないか、今後考えてみたいです。講話中、ポジティブな空気感がずっと続いて笑いもあり、時に大変な話もありましたがすごく充実した時間でした。」

「最初の昔話で誰にでもできることから始まって、それからいろんなことに挑戦して社長までたどり着いたのが印象に残りました。新聞屋さんは朝と午後に仕事をするのが大変だと思ったけど楽しみを見つけてそれが頑張りにつながっていることが分かりました。」 などなど。

みなさんプラスのエネルギーをたくさん受け取ったようです。楽しい、充実という言葉が多く聞こえてきていました。言葉以外に小澤さんのパフォーマンス、話し方から受け取ったものも多いようです。まさにメラビアンの法則ですね!

(メラビアンの法則についてはぜひ検索してみてくださいね☆)

小澤さん、お忙しい中、貴重なお話を全力でしていただき、本当にありがとうございました!

職場見学(株)ムラネンへ 行ってきました。

11月25日(水)村上市緑町にある(株)ムラネンhttp://www.marushin-group.co.jp/group_company/muranen.html/ へ職場見学に行ってきました。

当日は2名の参加者が有りました。

ムラネンの横井様から、会社の歴史や取扱商品、事業内容の説明がありました。

ムラネンは、昭和32年創業で、村上市に2店舗、新潟市北区に1店舗の計3店舗経営しています。

石油製品(ガソリン、軽油、灯油、オイルなど)の他、ガス機器と石油機器の販売、ガン保険の代理店でもあります。他にもガスや水道の配管設備工事も行っており、今は少なくなったそうですがA重油の販売、配達も行っています。

LPガスの販売については、 スタンドの後ろの方へ行くと大きなガスタンクがあり、村上市内では3社しかないオートガスのスタンドが有り、タクシーや自動車学校の車がガスの給油に来店されるそうです。

横井様いわく、この仕事は接客サービス業に興味がある方や車が好きな方に向いているかもしれないけれども、今の若い方は車に興味がある方が少なくなってきており、人材の確保に苦労していると話されていました。

【参加者からの感想】

・普段見かけるガソリンスタンドに様々なサービスを知ることができ、勉強になりました。
・知らない話をたくさん聞けて、大変勉強になりました。

と言う感想がありました。

ガソリンスタンドの仕事は、外仕事でとても大変だとは思いますが、このようなコロナ禍になった今、そして村上市内在住の方は、車で移動する方も多数いますので、今後も重要なお仕事だと感じました。

ムラネンの横井様、スタッフの皆様、職場見学をさせて頂きまして本当にありがとうございました。

村上サテライト朝活☆SSTクリスマスVersion☆

☆メリークリスマス☆村上サテライトです。

今回は、村上サテライトで12月22日に行われたSSTクリスマスバージョンの報告です。

SSTクリスマスバージョン。盛りだくさん、ワクワクでした~(*^▽^*)

講師は、小川晶子先生。

それでは、レッツゴー☆

 

№1 オープニングは自己紹介☆から始まりました。

名前、自分の特徴、クリスマスといえば何?の内容を話します。これが、後でゲームのヒントになったりするんですよね( *´艸`)

そして、早速ゲーム開始

№2 以心伝心ゲーム☆

このゲームは、小川先生から出されたテーマから想像し、一つのワードを紙に書き、参加者が一斉に見せ合うゲーム!!全員揃えば、以心伝心♪大成功です♪

1問目クリスマスの色といえば??

ジャジャジャジャーン 全員大成功 パチパチパチパチ(≧▽≦) でした。

そして、2.3.4問と出題されるのですが、なかなか答えが合わずでした。

お互い何を考えているかな?と考えているうちに深読みしすぎて答えが合わないことがあるのが、このゲームの特徴ですが、答えが合っても合わなくてもワッ!!と笑ってしまうゲームでした。

私は、後ろで見学していましたが、答えの合わなさに思わず、オーマイガー!!ポーズをした朝活コーディネーターの小澤さんの姿を撮ることができましたよ( ´∀` )

 

この後も沢山のゲームをしました。

 

№3 カード早めくり対決

 

このゲームは、早めくり神経衰弱ゲームです。よーいスタートの合図で、絵合わせをしてタイムを競うゲームです。タイムを計るとついつい焦ってしまったり、全集中の呼吸になったりと様々な表情をしていました。

最高タイムは、☆21秒14☆見事でした☆

№4 いい子は振り向いちゃダメよゲーム

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☆村上サテライト【朝活のチラシ】を作りました☆

村上サテライトでは、15歳から39歳までの方の就職を応援するプログラム【朝活】を行っています☆

朝活って何だろう??

どんな事をしているのかな??

どんな雰囲気なんだろう??

そんな方は、是非このチラシをご覧ください(^_-)-☆

↓   ↓   ↓   ↓   ↓   ↓   ↓   ↓   ↓

12月の職場見学

12月最初の職場見学は、先月職業人講話に来ていただいた羽田健亮さんの会社が運営する「カレイドスクエアパーク胎内」にお邪魔してきました。11月オープンしたばかりの新しい施設です。

施設1階は児童が利用する空間、放課後等デイサービス。広いスペースにたくさんの工夫が感じられます。机の配置、掲示物、作業道具など見ているだけでもわくわくします。)

  

ここで子どもたちがどんな風に過ごしているのか、説明をしていただきました。

毎月目標を立てて過ごすこと、達成するとシールがもらえて、たまった数に応じてプレゼントが用意されていたり、逆にペナルティもあったり。目標の立て方もポジティブな表現を意識するなど子どもたちのやる気を引き出す仕掛けがあります。お話を聞いているだけで参加者もなるほど~と深く納得する様子が見られます。一見遊びのように見える作業も手先の訓練となっていたり、楽しみながらいつのまにかトレーニングになっているところに支援員の方々の専門性を感じました。

  

また地域とのつながりをとても大切にしているということで子どもたちはいずれ社会人となったとき、地域に根付いて生活をしていけるためのネットワークづくり、仕組みづくりについてもお話をしていただき、親身になり利用者に寄り添った支援はとても心強く感じました。

ここだけで30分以上の時間を費やしてしまいました。

 

そして2階へ。2階は大人の「就労移行支援事業」を行っています。ブックカフェのような雰囲気に惹かれ自然と足が本棚へ。これ読んだことある!これも知ってる!など本を題材に話がはずみます。

その後、障害者総合支援法とは?どんな訓練をおこなうのか?など動画を見ながら知識を習得します。

  

そして実際にカレイドさんで行っている職業訓練のデモレッスンを体験させていただきました。

  

 

どこに目が行く?

見方を変える、リフレーミングについてどんな風に見え方を変えていくのか実際に体感し、たり短所を長所に言い換えるワードを教わったりして盛り上がりました。

 

カレイドさんでは福祉業界の職員が半分、もう半分は他の業種の方々を入れることでバランスをとっているそう。PCに詳しい資格を持つ人、美容師、販売士、ビジネスマナー検定資格保持者など、働くうえで必要な知識を持ち合わせた様々なスタッフが多方面からサポートしてくれます。心強いですね。

参加者からは「興味が持てそうな内容が多く、ためになった」「前職の経験の知識と組み合わせてさらに勉強ができ、とてもいい時間になった」「興味深い内容がたくさんあった。(受けられないけど)色々なサポートがあるならやってみたい」「子どもたちの活動がもう一つの学校のようだった」などそれぞれの目線で興味深く見学している様子が伺えました。

これから訓練を終えた受講生がどんな業界で活躍していくのか、今からとても楽しみです。

 

カレイドスクエアパークのスタッフの皆様、お忙しい中どうもありがとうございました。

職場見学(株)コウデンへ 行ってきました。

11月18日(水)村上市下助渕(しもすけぶち)にある

(株)コウデン https://koden-murakami.co.jp/ へ職場見学に行ってきました。

当日は4名の参加者が有りました。

最初に、コウデンの秋山様から、仕事の説明がありました。架空配電工事、ケーブル工事、建柱工事など、安定して仕事があるそうです。

また、電気工事士の資格は、入社してから学んだ方が多く、経験を積んで電気工事士2種、その上の電気工事士1種を取得しているそうです。また、全社員が月初めに現場に行かない日を設けて、教育研修を行っているそうです。

警備業のテクノスも経営しており、入社してから20時間の研修を行った後に、現場に出るそうです。もちろん初めはベテランの方と業務にあたるそうです。

その後、実際の工事現場を見学しました。

この日の工事は、柏尾集落内にて、電柱及び変圧器の入替作業を行っていました。

途中、作業している社員の方に話を聞く事が出来ました。

高校卒業から8年勤めている。仕事に関してはこの会社しか分からないけど、やりがいもあるし、何より先輩が良い人ばかりだから続けられるし、楽しい。

また、秋山様からは、外仕事は大変な事も有るが、中でやる仕事より自分には外仕事が合っていた。

と話してくださいました。

【参加者からの感想】

・実際の現場を見られてよかった。

・インフラ系の仕事は普段目にするだけで、具体的に知る機会がなかったので、いい経験になった。

・職員の方に説明して頂く事で、一層興味を深める事が出来ました。

などの感想がありました。

最近、日本では災害が多いですが、災害が起きた時には電気の復旧のために現場に一刻も早く駆け付けるなど、現代の生活には欠かせない仕事だと認識しました。

コウデンの秋山様、現場のスタッフの皆様、職場見学をさせて頂きまして本当にありがとうございました。

職場見学(株)マツウラセイキへ 行ってきました。

11月11日(水)村上市坂町にある

(株)マツウラセイキ http://k-msk.jp/ へ職場見学に行ってきました。

当日は6名の参加者が有りました。

最初に、マツウラセイキの荒井社長から、参加者に向けてメッセージが有りました。(荒井社長が)大学生の時の就活状況は、就職氷河期の真っ只中で、大学に2000人もいるのに、一枚の求人しかないような厳しい時代だった。ただ、厳しいながらも本当に周りの人に助けてもらった。今日の見学を有意義な時間にしてほしい。今後の就職の参考になれば嬉しいと話してくださいました。

工場内は、齋藤工場長が案内してくださり、西工場、東工場、北工場と全ての工場を見せて頂きました。

マツウラセイキは、昭和49年に現在の村上市荒川地区で稼働し始め、さかのぼると大正時代の創業との事です。【ネジや】と【バネや】がくっついて、マツウラセイキになった経緯があり、ネジ、バネはもちろん、それらを使った加工や組み立てが出来る事が強みである。と話してくださいました。

【参加者からの質問】

・この仕事をしていて得られるやりがいは? 

→難しい仕事を完成させた時に喜びがある。お客様の要望に応えると感謝される。そういったときにやりがいを感じる。

・適正に合わせた配置をしていますか? 

→多能工になってもらえると、一つの仕事ではなくいろんな仕事、AばかりではなくBも出来るようになるとよい。最初から何でもできる人はいない。地道に訓練して毎日コツコツやるしかない。

と、話してくださいました。

【参加者の感想】

・複雑な事がたくさんありましたが、とても関心を持つことができました。

・製造業の面白さを知ることができました。

・細かい作業や金属を扱う難しいところもありましたが、一人一人が工場内で正しく仕事をしている職場だと思いました。

などの感想がありました。

マツウラセイキの荒井社長、齋藤工場長、社員の皆様、お忙しい中、職場見学をさせて頂きまして本当にありがとうございました。

職業人講話

村上常設サテライトの今年度初の職業人講話。

今回ゲストにお招きしたのは村上市と胎内市で放課後デイサービス、就労移行支援事業を展開する株式会社トラインスミスの羽田健亮様です。プライベートでは2歳と0歳の2児のパパでもあります。

3歳でお父様が他界。

福祉業界で働くお母様の背中を見て育った羽田さん。中学の頃には福祉の道を志します。

そして、ある1冊の本との出会いから、将来福祉×ITで何かやりたいという思いを描き…

本はこちら↓

https://www.amazon.co.jp/%E7%A5%9E%E6%A7%98%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%AE%E8%B4%88%E3%82%8A%E7%89%A9-%E5%9C%9F%E5%B1%8B-%E7%AB%9C%E4%B8%80/dp/4048837362

大学卒業後、実際に行動を起こします。

たくさんの福祉の現場を見て周り、単価の低い工賃で働いている方々を見て、単価の高い仕事を獲得し、障害があっても自立した生活が送れるようにと、創業間もないベンチャー企業に入り、障害のある方に対し仕事を受注し、たくさんの企業パートナーを獲得します。(すごい行動力!!)

ところが肝心の働く人が見つからない… 自分たちを信じてくれた企業に迷惑はかけられない。

じゃあどうするか???

自分たちでやるしかないと、障がいのある方を自社雇用し、働いてもらうための業務センターを立ち上げます。

たくさんの方との出会いやご縁からたくさんの気づきや学びを得たという羽田さん。

今回の講話で2名の方の出会いを紹介してくださいました。

1名は人工呼吸器を装着し、施設で過ごすY さん。

もう1人は事故の後遺症で上半身と右腕のみとなり、寝たきり生活をしているKさん。

お二人の働きたいという強い気持ちを実現したストーリーをご紹介いただきました。

羽田さんが参加者に伝えたかったこと。

大切なのはあきらめずにSOSを出すこと。そうすることで気づく人が出てくる。

→   「世界は変えられる」

その後も地方でも働く場の創出をと立ち上げたソーシャルデザインワークスなど各地に拠点展開をするほどの組織になっています。

家庭の事情で新潟に戻ってきた羽田さん。2社目となる株式会社トラインスミスを立ち上げ、今月11月には地元胎内市にて新たに就労移行支援サービス事業を開始しています。

講話の後の質疑応答は円座になって行いました。参加者からは次々質問が飛び交います。

   

  • 羽田さんにとって働くとは?
  • お母さんに対する想い
  • くじけそうになったときは?
  • 従業員に求めるもの、採用基準は?
  • 障害のある方とのコミュニケーションが苦手、うまくとる方法は?

などなど。多すぎてスタッフとして忘れてしまった部分もあります。

最後に質問の回答として座右の銘も教えてくださいました。

これまで数多くの企業の人事担当者と会ってきた羽田さん。新潟でもその実績を生かして強い信念を持ってチャレンジしています。地方に住んでいても自分らしく生きていける、

そんな社会を目指して。

11月23日(祝)にはカレイドスクエアパークのイベントも開催される予定です。

利用者の子供たちを中心に制作したたくさんの作品、商品を直接見ることができるチャンスです。

ぜひ足を運んでみてくださいね♪

最近、鬼滅の刃にはまっている私は、「鬼に屈しない鬼殺隊の諦めない信念」とセリフにある「人の想いこそが永遠で不滅」「人は心が原動力、心はどこまでも強くなれる」が羽田さんの信念と重なり、心が温かく、いや熱くなったのでした。

羽田さん、お忙しい中サポステに来ていただき、ありがとうございました☆彡